© Marco Covi
Arper Juno & Saya チェア
Juno と Saya のコレクションが、Interior Innovation Award (ドイツのインテリア・イノベーション賞)ファーニチャー部門受賞を果たしました。
ドイツの German Design Council(ドイツデザイン評議会)がケルン IMM 展示会とのコラボレーションによって企画し、今年で12回目を迎えたこの賞は、インテリア、アウトドア、オフィスの各カテゴリーにおいてイノベーションとクオリティーで際立ったデザインプロダクトに与えられる権威ある賞です。
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この賞には、セレクション、ウィナー、ベスト・オブ・ザ・ベストの3つのレベルがあります。この内、Arper の2つのコレクションはウィナーを獲得しました。
Salone del Mobile di Milano 2012 (2012年のミラノサローネ) で発表された Saya と Juno は形、素材、機能とも大きく異なるプロダクトです。リエヴォレ・アルテール・モリーナのデザインによる Saya はオーク合板を使ったチェアで、心地の良いバックレストと、アイコニックで明確なシルエットが特徴です。一方最新作の一つである Juno はジェームズ・アーヴィンのデザインによるポリプロピレン製のチェアで、ホーム、コントラクト、屋外、屋内と、多様な場所でさまざまな使い方ができることが特徴です。
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プロダクトの審査にあたった審査委員会は、ロンドンの のデザイナー兼共同設立者である La Sebastian Wrong(ラ・セバスチャン・ロング)、ハンブルクの A&W Architektur und Wohnen(A&W アーシテクトゥール・ウント・ヴォーネン)でチーフエディターを務める Barbara Friedrich(バルバラ・フリードリク)、そしてフランクフルトの German Design Council(ドイツデザイン評議会)ジェネラル・マネージャーの Andrej Kupetz(アンドレイ・クパーツ)を始めとする各種業界で活躍する世界各国の専門家やデザイナーで構成されていました。
プロダクトへの授賞は、2014年ケルンで開かれたインテリアデザインをテーマとするドイツの主要展示会 IMM の開会式の場で行われました。受賞作品は2014年1月13日から19日の、展示会場内展示を経て、現在ケルンの Design Post (デザイン・ポスト)に常設展示されています。
Saya と Juno は世界各国の Arper ショールーム、展示スペースに置かれている他、ポータルサイト www.interior-innovation-award.de にも掲載されます。また2014年3月発売予定の年間紙でも、2014年インテリア・イノベーション賞受賞作品に触れながら2014年ケルン IMM 展示会の模様が詳しく紹介される予定です。
この賞に関する詳細は、German Design Council(ドイツデザイン評議会)をご覧ください。