デザインストーリー

Catifa :1ファミリー, 7コレクション

01 November 2018
Catifa: seven collections, one family

ファミリーの本質とは?

物理的属性、類似性、または多様なメンバーの共通項となる美的特徴などが一体となったものでしょうか?それとも物事の見方が同じである、つまり世界への向き合い方、解釈方法に独自かつ共通のストーリーがある、というようなもっと奥深いものなのでしょうか?

© Katrin Coetzer© Katrin Coetzer
© Katrin Coetzer

どれも正解です。ですがファミリーのコンセプトにはより広い多様性の中に統一感があるという意味、同じ価値観が一連の形態表現や、時間の経過の中でできる何らかの傾向によって具体化されるという意味が備わっています。

© Scheltens & Abbenes© Scheltens & Abbenes
© Scheltens & Abbenes

Catifa ファミリーの本質的なコンセプトは体を受け入れるような起伏を持った形です。

© Scheltens & Abbenes© Scheltens & Abbenes
© Scheltens & Abbenes

これを 46、53、60、70、80 , Catifa Sensit, Catifa Up の7つのコレクション、チェア、ラウンジチェア、スツール、ベンチのバージョン、カスタマイズ可能な仕上げ、張り地、ベース、アクセサリで展開し、家庭用にもコントラクト用にも適したシステムとしています。

© Scheltens & Abbenes© Scheltens & Abbenes
© Scheltens & Abbenes

Catifa 53

© Dominik Tarabanski© Dominik Tarabanski
© Dominik Tarabanski

最初にできたのが、Arper 自体のアイデンティティーを呼び起こすCatifa 53です。直線と曲線の調和、洗練されたシルエットが完全に融合しています。澄んだ印象は、官能性を損なわずに余分をそぎ落とすことによって実現しています。豊富な仕上げ材、ベース、アクセサリにより、全体的な特徴を変えることなくさまざまな用途や場所向けにカスタマイズできるのが特徴です。

2016年、Catifa 53はコレクション全体に先駆けて、レザーやマットプラスチックといった新しい仕上げで登場します。アイコニックなシルエットにモダンで洗練されたムードが加わり、従来よりもいっそう心地よい質感を提供します。カラーは、ホワイト、ブラック、モカブラウンのほか、イエロー、チャコールグレー、アイボリー、サンドベージュ、キャラメルブラウンの新色で展開し、マットプラスチックに自然なエレガンスを添えます。耐久性に優れた新しいレザー仕上げは、直感に訴えるようなエレガントなムードを漂わせます。<br /> このたびCatifa 53コレクション全体に共通して使える新作のクッションが加わりました。これにより、本体の新しい仕上げがいっそう引き立ちます。クッションの仕上げは、レザー、合成レザー、ファブリックが可能です。素材感や色合せに変化をつくり、快く上品な触り心地を提供します。

Catifa 46

© Dominik Tarabanski© Dominik Tarabanski
© Dominik Tarabanski

Catifa 46は Catifa 53 の妹にあたります。洗練されたシルエットはそのままに、コントラクトや、住宅などのよりコンパクトな空間におけるカジュアルで活気ある使い方に向くようデザインされています。本質は変えずに、無限に近いアプリケーションで使えるよう、豊富な仕上げ、ベース、アクセサリでフレキシブル性を大きく高めています。

タイムレスな魅力が自慢のArperのCatifaシリーズですが、このたび単色および2色使いのカスタマイズオプションの細やかな設定と効果的なコントラストが可能となり、このシリーズの魅力がさらに強化されました。Catifa 46は、2004年にコントラクト市場および大規模施設向けに企画されたシリーズですが、このたびそのエッセンシャルなデザインを保ちつつ、2016年の新色としてアンティークピンク、ペトロールグリーン、イエロー、アイボリー、スモーキーグレーが加わりました。これにより、単色、2色使い、コントラストカラー、同系色といった新たなカラーコンビネーションの可能性が広がりました。ファブリック、シェルの仕上げ、ベースのカラーにも豊かな選択肢が用意されているので、一歩踏み込んだカスタマイズが可能です。

Catifa 60

© Marco Covi© Marco Covi
© Marco Covi

Catifa 60は、コレクション全体の特徴である柔らかなフォルムは保ちながら、サイズを大きくしていますので、より優れた適応性を発揮します。バックレストの高さが調節でき、座面は広く快適な座り心地です。オフィスにも、会議室にも、住まいの優雅な空間にもよく合います。

Catifa 70

© Marco Covi© Marco Covi
© Marco Covi

Catifa 70 は、ラウンジチェアのスピリットをコントラクト向けに凝縮した、すらりとした美しいフォルムが特徴です。柔らかで無駄のない曲線が、オフィスでも家庭でもエレガントで親密な空間を演出します。新作の Catifa 70 Soft では、従来のラウンジバージョンの繊細なフォルムに大きく柔らかいクッションを3つ加え、この上なく快適な座り心地を実現しています。

Catifa 80

© Marco Covi© Marco Covi
© Marco Covi

Catifa 80はゆったりとした安らぎのシルエットが特徴の軽やかで直線的なラウンジ用の肘掛椅子です。座面はたっぷり取りながらもラインには無駄がなく、すっきりとしたデザインです。一脚でシンプルかつ快適に使うこともできますし、何脚かまとめて待合室、休憩スペースなどに置くのにも向きます。

Catifa Sensit

© Marco Covi© Marco Covi
© Marco Covi

Catifa Sensit は、住まいやオフィスの洗練された空間をエレガントに演出するタイムレスなデザインが特徴です。オフィスチェアの快適な座り心地を、かさばりなく実現します。

体の動きに反応する一体化メカニズムにより、連続的で優雅なフォルムはそのままに、背中にかかる負担を和らげます。包み込むような優しさはありながらもスリムで魅力的なシルエットが、流れるようなフォルムで人間工学に即したボディーサポートを実現します。

柔らかく、と同時に人間工学に即した Catifa Sensit コレクションでは幅広いコンビネーションが可能です。バックレストの高さは3種類、アームレストはあり、なし、アルミニウムまたは張り地仕上げ、作りはチェア、ラウンジアームチェアが選べますので、さまざまな空間に合わせて使うことができます。

Catifa Sensit のラインは現代的な仕事空間や会議室の柔軟性とも調和し、タイムレスな気品と最高のコンフォートをもたらします。

Catifa Up

© Marco Covi© Marco Covi
© Marco Covi

リエボレ·アルテール·モリーナがデザインを手がけた Catifa 53 は、アルペールを代表するデザ インとして、多様な空間で採用されています。調和のとれたチェアの直線や曲線、洗練された フォルムは、センシュアルな感覚を失うことなく余分を削ぎ落とすことによって作り出されて います。コンセプトとデザインを統合するこの革新的生産プロセスで、アルペールは特許を取 得しています。

 

新作Catifa Up では、バックレストが高くなり、新デザインのアームレストがオプションで取 り付けられるようになった他、柔らかなクッション充填により、ミーティングルーム、オフィ ス、書斎、カンファレンスルームなど様々な空間で快適な座り心地を実現するチェアです。

Arper supports Jean-Michel Basquiat: King Pleasure

© Ivane Katamashvili

Arper supports Jean-Michel Basquiat: King Pleasure

© Ivane Katamashvili

Arper supports Jean-Michel Basquiat: King Pleasure

© Ivane Katamashvili

Arper supports Jean-Michel Basquiat: King Pleasure

© Ivane Katamashvili