カルチャー

Arperがグッゲンハイム美術館をサポート

23 January 2017
Arperがグッゲンハイム美術館をサポート

Arperは、世界で最も権威ある美術館のひとつであるヴェネツィアのPeggy Guggenheim Collection(ペギー・グッゲンハイム・コレクション)と提携しています。

ペギー・グッゲンハイム・コレクションは、20世紀のヨーロッパとアメリカの芸術に関するイタリアで最も重要な美術館で、キュビズム、シュルレアリスム、抽象表現主義の傑作が収蔵されており、歴史的な前衛芸術や注目を集める企画展が催される代表的なロケーションです。アメリカのコレクターで芸術の後援者でもあったペギー・グッゲンハイム(1898-1979年)によって生み出されたこのコレクションは、ヴェネツィアのカナル・グランデ沿いにある彼女の歴史ある邸宅パラッツォ・ヴェニエ・デイ・レオーニ宮殿に収蔵されています。

ニューヨークのSalomon R. Guggenheim Foundation(ソロモン・R・グッゲンハイム財団)が所有するこのコレクションは、1970年以降、グッゲンハイム美術館のグローバルネットワークに属しています。このネットワークには、ニューヨークのSolomon R. Guggenheim Museum(ソロモン・R・グッゲンハイム美術館)、Guggenheim Museum in Bilbao(ビルバオ・グッゲンハイム)美術館、竣工予定のGuggenheim Abu Dhabi(グッゲンハイム・アブ・ダビ)があります。

 

ペギー・グッゲンハイム・コレクション庭園、ヴェネツィア © Matteo De Fina

このコレクションとのコラボレーションの一環としてArperは、1992年に設立されたイタリア初の法人会員制プロジェクトである「Guggenheim Intrapresæ」に参加しています。このプロジェクトの目的は、芸術に対する際立った感性によって結びついた国際企業のネットワークを構築することです。

参加企業は、文化への進歩的な取り組みを通じて自社のアイデンティティを表現し、この美術館とプロモーションおよび共有に関する戦略的関係を築きます。実際にこのコレクションの特徴は、ペギーの遺産を保存し、芸術の促進と企業間ネットワーク構築の推進を目指した、精力的でダイナミックな文化活動です。

ペギー・グッゲンハイム・コレクション、ヴェネツィア © David Heald

「企業には重要な社会的責任があると、当社では常に信じてきました」とArperの社長兼 Claudio Feltrin(クラウディオ・フェルトリン)は語ります。「Guggenheim Intrapresæグループへの参加により、当社では具体的な行動を通じて文化と市民社会の公共の利益に貢献したいと考えています。なぜなら、私たちの行動は周囲にあるすべてのものから影響を受けると同時に、影響を与えると確信しているからです。当社はイタリアのデザイン会社であり、イタリアには建築、風景、芸術、料理など、周囲の至る所に美しさがあふれています。ですから、この名誉あるネットワークの一員となることは、Arperにとって重要なことでした。現在および将来にわたって住みよい社会を構築するための基礎となる、知識と文化の普及に積極的に貢献できるからです。」

Arperでは、素材から製造方法、環境への配慮から人々への配慮に至るまで、自らの選択において持続可能性と文化を重視するという考えを促進することを絶えず心がけています。