Kinesit Met: The anywhere office

© Ricard Lopez© Ricard Lopez

キネジットのオリジナルデザインに影響を与えたのは何ですか?

数年前から、仕事と生活の境界が曖昧になり始めていました。いわゆる第三次産業革命と呼ばれるデジタル革命は私たちの生活のあらゆる分野にインパクトを与えましたが、私たちの働き方・働く場所へのインパクトほど明白なことはありません。オフィスは、単なる物理的な建物や場所としての役割ではなく、携帯できるデジタルツールのような役割になりました。在宅勤務が可能になり、私たちのオフィスも変化していきました。よりカラフルで、より直感的で、共感を呼ぶものに変化していったのです。

このため2014年に、オフィスとホームユース両方の環境に適応するチェアを作りたいと思い、カラーと軽さをデザインコンセプトとすることにしました。キネジットは、力強いベーシックな色を特徴としていますが、遊び心がありながらも洗練された雰囲気を表現するために、明るい原色のニュアンスを探求し、それらを組み合わせる手法が検討されました。

© Domink Tarabanski, Gerhardt Kellermann© Domink Tarabanski, Gerhardt Kellermann

キネジットメットのデザインアップデートに影響を与えたものは何ですか?

昨年、私たちは働き方が急速に変化する状況に直面しました。多くの人が在宅勤務を経験し、その中には初めて在宅勤務をする人も少なからずいました。私たちの多くは、仕事と家庭の両方に対応するために自宅スペースを再考する必要があり、適応性がありフレキシブルな家具を重要視するようになりました。 今年の新製品キネジットメットでは、カラーと素材感にフォーカスしています。特に在宅勤務の場合は、ホームンテリアと調和する色合いや質感のタスクチェアに興味が高まっていると感じています。

© Ricard Lopez© Ricard Lopez

アームレストの素材はどのように進化したのですか?

張地をより美しく洗練されたラインナップにアップデートしたところ、従来のホワイトまたはブラックのプラスチックのアームレストがマッチしないことが分かりました。そこで私たちは、ニュートラルでありながら明快で高品質な新しい素材を探し、さまざまな色合いの金属を探求し始めました。ブロンズやブルーなどの色調を検討した後、最終的にダークカッパー色を選び、温かみのあるテラコッタトーンの張地と組み合わせて、より調和のとれた現代的な表現にしました。それに加え、2色のサテンスチール(スペースグレー・チャコールグレー)を選択できるようにしました。

© Salva Lopez© Salva Lopez

アームレストはどのように製造されましたか?

最初のアイデアは陽極酸化処理をしたアルミダイキャストでアームレストを製造することでした。ダイキャストの工程では、金型内の材料の流動性を高めるため合金に一定量のシリコンが必要なのですが、シリコンは陽極酸化と反応するため、パーツの仕上がり色が非常に暗くなり、その結果、色の範囲が大幅に制限されてしまうことが判明しました。そこで、チャコールブラック、スペースグレー、ダークカッパーなど、さまざまな金属の色合いの高品質なペイントを開発しました。

これらの色合いは、新たな張地ラインナップと見事に調和し、キネジットコレクションをまったく異なる美的観点から解釈して、よりソフトで洗練されたエレガントな表情を与えています。

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