Jean-Marie Massaud

Jean-Marie Massaud

Jean-Marie Massaudは、1990年にパリのデザイン学校ENSCI-Les Ateliersを卒業後、デザイナーとしてのデビュー直後から、さまざまな業界のプロジェクトを手掛けてきました。建築から製品のデザインまで、また一点もののオブジェから大量生産品まで、一般的な環境から特殊なコンテキストのものまで、実に幅広く活躍しています。その中には、有名ブランド(Arper、Axor、Christofle、エールフランス、トヨタなど)のものもあり、コンフォートとエレガンス、現代性と伝統、明確なラインとゆったりしたフォルムを実に絶妙な手加減で組み合わせる才能が買われています。
プロジェクト(スタジアム、空飛ぶホテル、コンセプトカー、テーブルウェア、インテリアアイテム)のエレガントなスタイルは勿論のこと、彼が探究する本質としての軽量化は、個人と共同体に向けた作品、経済的・工業的な効率、環境問題への配慮という3つの側面に要約されます。その作品は、思索的なものであれ実際的なものであれ、快感と責任感、個人主義と共同体をそれぞれ両立させること、という不可避なパラダイムを内包しています。

www.massaud.com