見晴らしの良い場所

© Mark Mahaney

このアパートメントが建てられている場所は、正確には Heights(ハイツ)ではなく、East River(イースト川)の河岸、ブルックリン橋のたもとのすぐ近くで、このファサードは19世紀の工業建築の現存する最後の部分です。

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私たちが使っているのは2階ワンフロアのみ。かつて有名な港湾管理局の商業事務所が入っていたフロアです。壁のレンガを前面に見せるため、窓と暖炉だけを残し、他の要素は極限まで削ぎ落としました。こうして以前よりずっと広く、空っぽになった周囲の空間に対してこの窓と暖炉は不釣り合いな印象を与えます。

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この空間には、本、家族写真、石、種の入った袋、世界各国の砂浜から集められた色々な色の砂の入った入れ物、友人の名刺、子どもの絵、絵葉書、陶器でできた小鳥の巣箱、ヴィンテージ広告、去年ミラノサローネに行った際、Spazio Rossana Orlandi(スパツィオ・ロッサーナ・オルランディ)で購入した陶器のスカラベなど、面白いものが色々と詰め込まれた棚が何列もあります。

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魅力溢れる手作りの作品、奇抜なもの、パーソナルなものと、さまざまなものがありますが、ここを歩いていて惹きつけられるのは、実は外の風景です。ガラス窓の向こうに見える川の急流や、それにも動じず橋の上にしっかりと立っている塔の様子が目を引きます。

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応接間は静かに瞑想に耽ることのできる空間です。このゾーンを仕切る物憂げなソファーは、荒々しい上塗りに覆われたこの空間に自然と入り込んでくる柔らかな建築要素となっています。座ったり、休んだり、読書をしたり、仕事をしたりする、ほぼ目に見えない場所。そこは、日常の先にあるものを見つめ、生活を静かに律する根本的な原則を取り戻し、さまざまな発想、自然、そして私たち自身と改めて向き合わせてくれるハイツ上の特別な展望台です。

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アーバン・アパートメント ニューヨーク、ブルックリン

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